異世界転生をした
経緯
散歩する→トラックとかに轢かれる→なんか神様に会う→特殊スキル(体感時間を自由に長くしたり短くしたりする)を貰う→異世界に行く→バイトをしてお金を稼ぐ←イマココ!
首都エル=フェイティアル 35番路地 奴隷オークション
おれ「ここが奴隷売り場か、ペットショップの汚い版みたいな匂いだな。」
奴隷商人(悪い)「へへへっほほっ…ヒッイヘヘッ…ふぅ、ふぅ〜〜うヘヘッアハハッヒッーーーッw、すいません、思い出し笑いするタイプで。で、旦那、そいつを選ぶとは趣味が良い…。ウブでなかなか顔も悪くねえですぜ、好きに仕込むといい。」
おれ「買うっす(悪い人の喋り方ってブラックジャックみたいだよな)」
奴隷商人「あいよ!旦那の好きなようにお使いくだせぇ、ヘヘッアハハッw」
帰宅
おれ「奴隷、名前は?」
奴隷「ヒッ…えっと…その…まだないんです…」
おれ「じゃあ奴隷って呼ぶね」
奴隷「はい…」
おれ「うん」
おれ「…?」
奴隷「…?」
おれ「お茶とか汲んで」
奴隷「はい…」
チャーーットクトクトクッ(右京さんと一緒の淹れ方)
おれ「ズゾゾ…コヒューー」
おれ「…?」
奴隷「私って…どこにいればいいんですか?」
おれ「そこらへんのゆかとか?冬はリビングで寝ていいよ」
奴隷「はい…」
おれ「好きな食べ物とかは?」
奴隷「えっと…その…ちゃんとした食べ物は食べたことなくて…」
おれ「じゃあ残飯とかでいいんだ」
奴隷「はい…」
おれ「木曜の9時にテレビ付けるといいことあるよ」
奴隷「はぁ…」
しばらく後
奴隷「木曜の9時って…今日だよね…何が観れるのかな。」
カチッ
奴隷「あっ」
奴隷「秘密のケンミンショーだ…」